『ジョン・レノンの僕の戦争』
今日は会社帰りに京橋のフィルムセンターで『飢餓海峡』を観ようと思ったのだが、開始15分前に行くと、すでに満員ということで、あえなく帰宅。
その代わりというか、自宅で映画鑑賞。終戦記念日でもあり、戦争モノを選ぶ。
ジョン・レノン出演(決して主演ではない)の映画として有名ではあったが、日本では劇場未公開とは知らなかった。まあ、今回観てみると、その理由もわからないではない。
ナンセンスというかシュールというか、おそらくはイギリス独特のユーモア感覚に、全くついていけず、序盤は気がつけば眠ってしまい、何度もプレイバックしながら観ていた。
ジョン・レノンを含めて登場人物にも全く感情移入できないのだが、それでも我慢して観ていると、戦争の無意味さが強烈に伝わってくるのが、リチャード・レスターの力量ではある。
ジョンが撃たれて死ぬ場面、腹部が血で赤く染まった姿を観るのは、その後の運命を考えると、あまりに切な過ぎた。
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