読書
読了。武智鉄二という藝術 あまりにコンテンポラリーな作者: 森彰英出版社/メーカー: 水曜社発売日: 2010/12/25メディア: 単行本 クリック: 30回この商品を含むブログ (21件) を見るかなり期待して読み進めたが、物足りない。 伝統芸能から前衛芸術、本番ポ…
年末年始は、2年振りに帰省。妹夫婦の家で一泊、実家で2泊。 実家では、テレビも殆ど観ず、ほぼ終日読書。外出は昼食の喫茶店と、銭湯のみ。喫茶店でもほとんど読書。(さすがに銭湯では無理。)行きと帰りの旅程も読書。乗り換えの待ち時間も読書、帰りの…
読了。エロス 広瀬正・小説全集・3 (広瀬正・小説全集) (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/09/19メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (37件) を見る副題に「もう一つの過去」とあるように、「あの時、あ…
正月の帰省時から広瀬正の復刻文庫を読み出し、現時点で2冊読了。マイナス・ゼロ (集英社文庫)作者: 広瀬正出版社/メーカー: 集英社発売日: 2008/07/01メディア: 文庫購入: 24人 クリック: 146回この商品を含むブログ (138件) を見るタイムトラベルものだが…
正月帰省中に読んだ本。ジェロームロビンスが死んだ ミュージカルと赤狩り作者: 津野海太郎出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/06/21メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る津野海太郎の本は初めて読む。ミュージカル…
半分帰省の旅中に読了。生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,487回この商品を含むブログ (1107件) を見る巷間の好評に違わぬ、スリリングで面白い、科学啓…
読了。小津ごのみ作者: 中野翠出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (33件) を見る著者も自分で書いているが、従来の男性から観た小津映画への評価とは異なる、女性ならではの視点で小津…
昨年、映画を観て興味を持ち、さっそく購入。かばんの中に入れて、通勤時に読んでいたのだが、日記として毎日書き綴っている彼女の言葉が、(その後の結末を知っているだけに)重く、つらく、一日分を読むだけで胸が一杯になり、なかなか前へ進まなかった。…
とりあえず懸案の仕事が一息ついたので、何事もないのを祈りつつ、今日は休暇をもらった。 今度の日曜日に、マンションの排水管清掃があるというので、特に風呂場を掃除する。 最近はシャワーしか使っていないにもかかわらず、ユニットバスも風呂の上蓋も、…
4月に入り、例年同様、休日出勤が続いていたが、ようやく今日は完全オフ日。 早朝より洗濯を済ませた後は、大リーグ中継を観ながら、読書。ようやく渡辺保の『四代目市川団十郎』を読み終える。 午後は、久しぶりにWii fitで、ヨガと筋トレの全メニュークリ…
東京へ帰る飛行機の中で、戸板康二の中村雅楽シリーズ第3巻『目黒の狂女』の一編、『楽屋の蟹』を読んでいたら、こんな一節があった。 一月四日の昼の「三代記」がおわって、(中略)私は楽屋に高蔵を訪ねた。 (略) 「佐々木は、東京ではあまりしない型で…
読了。黒澤明 封印された十年作者: 西村雄一郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/08メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (9件) を見る『赤ひげ』から『影武者』の間の、70年代前後の黒澤明不遇の時代を扱った本。『トラ・トラ・トラ!』…
実家にもう一泊。 昼前に近所の図書館へ。持参の雅楽シリーズの続きを読む。 ふと思い立ち、星新一の本がないか探してみると、一冊だけあった。気まぐれスターダスト (ふしぎ文学館)作者: 星新一出版社/メーカー: 出版芸術社発売日: 2000/03/01メディア: 単…
実家に帰る汽車の中、到着寸前に読了。おかげでいつもは長く感じる車中の時間が全く気にならなかった。星新一 一〇〇一話をつくった人作者: 最相葉月出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 177回この商品を含むブログ …
読了。ドクター・ブラッドマネー―博士の血の贖い―posted with amazlet on 07.03.22フィリップ・K・ディック 佐藤 龍雄 東京創元社 (2005/01/22)Amazon.co.jp で詳細を見る久しぶりのディック。 核戦争後のアメリカを描く、典型的な破滅テーマのSFだが、決し…
読了。浮世の画家posted with amazlet on 07.02.18カズオ イシグロ 飛田 茂雄 早川書房 Amazon.co.jp で詳細を見る表紙から、浮世絵師の話かと思っていたのだが、そうではなかった。 戦争中、積極的に戦意高揚の絵を描いてきた高名な画家の、敗戦後の価値観…
読了。役者の書置き―女形・演技ノートposted with amazlet on 07.01.22嵐 芳三郎 岩波書店 Amazon.co.jp で詳細を見る六代目嵐芳三郎の自伝。といっても後半は持ち役だった『鳴神』絶間姫の演技ノートで、自伝自体は100ページ程度。 芳三郎は五代目の長男で…
31日、田舎へ帰る。4月の祖母の葬儀以来。 全く外出せず、テレビと読書で過ごす。 母親が急激に老け込んでいたのに、悄然とす。 今朝出発。午後帰京。 帰宅後、すぐに近所の神社に初詣。 遅い昼食はジョナサン、夕食はスーパーで総菜。(朝食は、母親手製の…
読了。海野十三敗戦日記posted with amazlet on 06.12.27海野 十三 橋本 哲男 中央公論新社 Amazon.co.jp で詳細を見る「日本SFの父」海野十三の、東京に空襲が来てから敗戦に至るまでの間を綴った日記。戦時中の日記を読むのは、永井荷風、山田風太郎以来だ…
読了。ふりかえって前へ進むposted with amazlet on 06.12.23河原崎 長十郎 講談社 Amazon.co.jp で詳細を見る少し前に、歌舞伎座近くの古書店で見つけ、慌てて購入したもの。 河原崎長十郎による自伝であり、書き上げた直後の昭和56年9月に、長十郎は急逝…
読了。元禄俳優伝posted with amazlet on 06.12.09土屋 恵一郎 岩波書店 Amazon.co.jp で詳細を見る非常に面白かった。 坂田藤十郎、芳澤あやめ、市川團十郎だけでなく、水木辰之助、山下半左衛門、中村七三郎など、元禄歌舞伎を支えた役者のイメージを、当…
今頃になって、ようやく読み終わった。国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年「OZU 2003 」の記録posted with amazlet on 06.09.20蓮實 重彦 山根 貞男 吉田 喜重 朝日新聞社 (2004/06/11)Amazon.co.jp で詳細を見る買ったのは随分前で(→)、その頃から少…
昼過ぎより、区立の図書館へ。 写楽の大型本。今日は第二期をじっくり鑑賞。写楽の全貌posted with amazlet on 06.08.14山口 桂三郎 東京書籍 (1994/03)Amazon.co.jp で詳細を見るついでにCDを借りる。プレス・トゥ・プレイposted with amazlet on 06.08.14…
朝、起きると、二階から妹の子供たちが降りてきた。先月の出張時に一度会っているが、実家で会うのは、祖父の葬式以来だろう。一番下の甥っ子とは、実家では初めてだ。 火葬場の後、本葬。昼過ぎに終わる。 昨晩、実家に戻る列車の中で、そういえば、自分は…
前進座について調べるため、何冊か古本や古雑誌を購入したのだが、これを読む度に身体がムズ痒くなる。ベットで寝る前に読んでいると、読み終わっても鼻や口の周辺がムズムズして、眠りを妨げることすらあった。 今は、長十郎の『勧進帳』を読み終わり、『前…
小山觀翁『歌舞伎、「花」のある話』(知恵の森文庫)読了。イヤホンガイドでお馴染みの著者だが、個人的にはあまり好きではない。しかし、長年歌舞伎を観てきているご老人として、その蘊蓄には傾聴すべきものがある。何と言っても、歌舞伎はより長く観てい…
山川静夫『綱大夫四季 昭和の文楽を生きる』(岩波現代文庫)読了。先代綱大夫の評伝。新義座や因会・三和会の分裂時代、櫓下騒動など、一連の文楽界の歴史的事件と綱大夫との関係がよくわかったのが収穫。遅れてきた文楽ファンにとっては、特に過去のゴシッ…
大塚英志『「おたく」の精神史 1980年代論』(講談社現代新書)読了。自分も結構おたくなのと、80年代の総括には興味があったので、手にした。目次を見ると、YOUとか、アニメージュ、ガンダム、UWFなど、懐かしい名前が随分並んでいるのでかなり期待したの…
戸板康二「歌舞伎への招待」(岩波現代文庫)読了。歌舞伎への招待posted with amazlet at 04.12.07戸板 康二 岩波書店 (2004/01/16)Amazon.co.jp で詳細を見る これでやっと「続」が読める。
昨日は学生の面接で休日出勤であったが、今日は完全オフ。午前中は猪木のビデオ。シンとハンセンの試合を見終わる。 アントニオ猪木全集 (5000セット限定)posted with amazlet on 06.08.03東北新社 (2004/03/26)Amazon.co.jp で詳細を見る 天気もまずまずな…