今度はハードディスク

そろそろ買って1年になる東芝のDVDレコーダー、RD-XD91。この前、DVDドライブを修理したばかりなのに、今度は内蔵のHDDの方がおかしくなった。
録画していた「功名が辻」を観終わり、ゴミ箱に移してから削除。削除しても残り容量の録画可能時間が増えなかったので、何か変だなと思いつつ、電源を切り、しばらくしてスイッチ入れると、「ディスクに問題があり、再生以外できません」というメッセージが唐突に表れた。
そして、実際にこれまでHDDに録画していた番組が、再生以外全くできない状態となった。ディスク容量は、なんとゼロ時間。ディスク情報を見ると、「ディスク保護:あり」、すなわちディスクに保護がかかっている。
ネットで同じ症状の対応策を調べたが、こうなるともう、ハードディスクの初期化しかないようである。初期化の前には、録画していた番組をDVD側にバックアップすることが可能なのだが、コピワン番組の場合は、それもできないという。今や地上波も衛星も全てデジタルで受信、TS録画しているので、それらを残す術はないということだ。
HDD断片化の問題については、理解はしていたのだが、ちょっと甘く見ていたなあ。
週末の録画番組も控えており、合計で20数時間の番組をそのままに、涙を飲んで初期化を実行。歌舞伎、文楽の録画もいくつかあったが、まあその生舞台は観たものばかりだったので、それだけが救いか。でも、前進座75周年の舞台録画だけは残しておきたかったなあ。
もっとも、これで年末年始の特番は、残容量を気にせず存分に録画できる。と、あえて前向きに考えよう。(涙)