匕首マック

注文していた美空ひばりのジャズとスタンダードのCDが届いたので、休日出勤帰りの夜、さっそく聴く。ナット・キング・コールのカバーなどは、以前カセットテープで持っていたのだが、初めて聴くものも結構あった。「トラジ」などの韓国民謡もあり、スタンダードの概念は結構広い。しかし、どんな歌を唄っても、すべて「ひばり調」。そこが美空ひばりのすごいところでもある。「愛の讃歌」など、越路吹雪が耳に馴染んでいる者にとっては、かなり衝撃的。
匕首マック」という歌があり、何の事かと思ったら、「マック・ザ・ナイフ」のことだった。ひばりが唄う以前に、この訳が凄い。
他に、「シェリト・リンド」という歌があり、これは高校生の時、ブラスバンドで演奏した曲だった。軽快なリズムのメキシコ民謡だったと記憶していたが、ひばりが唄うとこんな歌になるのか・・・。