アキバへ

自転車で秋葉原へ。日本橋方面から神田を通って万代橋を渡ったところで自転車を置き、ラジオ会館に入った。6、7年前に仕事で行った頃とは様変わりしており、ラジオ会館は、フィギュアのデパートとなっていた。いや、そういう噂を聞いたから久しぶりに寄ってみたんだけどね。海洋堂イエローサブマリンボークスなどに入って、様々なフィギュアにいちいち感心した。本当によく出来ているなあ。もし自分が今高校生か大学生だったら、買い集めていたに違いない。今はもう十分大人なので、自制心が働いているが。もっとも、スタートレック関連だけは食指がそそられ、フルタの食玩は11種類揃えるのに30個以上買っている。そのスタートレック食玩でシークレットだったモノが、1万円以上の値段で売られていたのには驚いた。他のフィギュアも正価より高い値段でバラ売りされている。うーん。揃える過程でダブったものを売ろうかな。シークレットも2個ほどあるし。オークションも調べてみようか。で、いろいろと面白かったのだが、結局、海洋堂でフィギュアケースを買って帰った。おまけにくじ引きがあって、グリコの食玩をたくさんくれた。まだ中身は確認していない。あまりコレクター心理をくすぐるようなモノだと、かえって困ってしまう。キリがないからね。

 
秋葉原へ行く前に、神田のブックファーストに寄る。ここは休日に空いているのが良い。平積みになっていた「アキバ系経営学」(タイトルあやふや)を手に取り、立ち読みした。著者によると、今40歳以下の人は、基本的にはオタクの要素があるとのこと。まあ、自分もギリギリあてはまるので、わからないではない。更に「現役オタク」と「ガンダム系オタク」と「準ガンダム系オタク」などの分類があり、詳細は省くが、自分はそれによると「準ガンダム系」(要するに最初のガンダムしか知らない)に当てはまるように思ったのだが、さらに読み進むと、ウルトラマンゴジラなどから入った人は「特撮マニア」だそうで、オタクとはまた違うみたいである。著者は自分と同年代。「仮面ライダースナックをカード目当てで買い、中身は捨てた前科がある」などの指摘に、思わずその場でニヤリとしてしまった。

なぜ売れる?アキバ系商売のしくみ
高安 正明
オーエス出版 (2004/04/21)
 ←たぶんこの本(立ち読みですが)