都会のお祭り

久しぶりに、落ち着いた休日。
朝早く目が覚めてしまい(午前5時。老人のようだ)、昨晩途中で終わっていた『宇宙大作戦』のDVDの続きを見て、その後、ユーチューブの動画を楽しむ。
しばらくするとまた眠くなったので、ベットに戻る。午前11時過ぎに再起床、そのままプールへ。
さっと泳いで、昼食。洗濯、クリーニングを済ませ、八丁堀へ。
途中、祭りの神輿に何度か出会う。
神田祭とやらで、そういえば連休前後から、近くの公園や空き地に、それらしき提灯やテントが敷設されていたが、今日からだったのか。
都内に引っ越してから、自転車でうろうろしていると、時々祭りに出くわしていたが、何となく小集団で神輿を担いでいるだけという感じで、その集団から離れると、普通の日常に戻るので、町全体が「祭り」一色となる田舎で育ってきた身にとっては、都会の祭りはつまらないなあ、という印象がある。
今日も、ナマズの化け物のような山車などにも遭遇したが、それが通り過ぎると、もう祭りの匂いは全くなくなってしまうのが、何とも寂しい。
まあ、東京はそれだけ大きいからなあ。(そもそも「町」という表現が田舎者の証拠ではあるが。)
帰りに通った公園通りでも、神輿をかつぐ小集団に遭遇。ここでの掛け声は、「せいやっ、せいやっ」というのを初めて知った。
マンションに戻ると、すっかり祭りの音は消され、ラジオを流しながら、読書、ビデオ鑑賞。
たとえ江戸の三大祭でも、興味がなければ全く関わらずに終わってしまうのが、大都市の祭りである。