出張綱渡り

つい今しがた、東京に戻る。
月曜の長崎行きは、朝8時10分発の全日空便。自宅からは午前6時30分頃出れば間に合うので、6時頃に起きればいいだろうと思っていたが、目が覚めると、午前6時40分。大慌てで支度し、午前7時の都営浅草線に飛び乗る。羽田には出発25分前には着いたが、その後も搭乗口を間違えたりして、「出発便の最終案内」の最後の客であった。
その後の行程は滞りなく進み、長崎から青森へと移動し、最後の仕事も済ませ、ようやく帰路につくことになった今日の最終行程は、午後7時30分三沢空港発のJAL便。
下北方面から列車を乗り継ぎ、三沢駅からタクシーで空港へ。いつものように、自動チェックイン機にカードを入れると、「予約されていない」との表示。もう一度試し、さらにカウンターでも確かめたが、やはり予約は確認されなかった。
先週、この一週間の社内旅費申請をパソコンから入力した時、チケット予約も一緒にしたつもりだったが、月曜の長崎行き、火曜の長崎ー東京、東京ー三沢便は、ちゃんと予約されており、また、明後日の札幌行きも間違いなく予約しているのに、この便だけ忘れていたことになる。
そして最悪なことに、三沢からの東京便は満席。この時点で既に午後7時を過ぎており、しょうがないので空席待ちを頼んだが、係員によると、空席が出ない可能性もあるという。
明日は朝から外せない仕事があるので、何としても東京に帰らなければならない。インフォメーション・カウンターでJRの時刻表を調べると、午後7時34分の三沢駅発八戸行きに間に合えば、その後の新幹線「はやて」に乗れることがわかった。
空席待ちをキャンセルし、タクシーに飛び乗り、再び三沢駅に向かう。
果たして、出発の5分前に到着し、午後11時過ぎ、何とか東京まで辿り着いた。
やれやれ。