思わぬ出費

国立小劇場に行く途中、神保町で古本まつりをやっているのを見かけたので、素浄瑠璃の帰りに寄ったが、雨で中止になっていた。うろうろしているうちに、いつの間にか古書店で浮世絵を買っていた。豊国の描く七代目團十郎と五代目幸四郎のそれぞれ一枚絵。團十郎のは妹背山の大判事()。(もしかしたら2枚か3枚続きの、はなれかも) 幸四郎の方は役名がわからないが、破れ傘をかざした色悪風のもの。この他、豊斎描く九代目團十郎の三枚続き一人立。全部で5万円ほど。思わぬ出費だったが仕方がない。