同性婚について

アメリカのマサチューセッツ州で、同性婚が認められることになったというニュースが、昨日から流れている。自分は、同性愛については何とも思っていないのだが、同性同士が何故結婚しなければいけないのか、とは思ってしまう。課税や社会保険等が通常の(?)夫婦と同様の取り扱いになるらしいが、それは一体何のためなのだろう。「所得税が軽くなるので籍だけ入れようか」という冗談を聞くことがあるが、同性同士の結婚についても、そんな冗談が聞かれるのだろうか。会社の同僚と一緒に籍だけ入れて、「僕たち同性愛者です。」と言っても、そうじゃないという証明ができない限り、受理されるのかね。そもそも同性同士の結婚がいいのなら、いっそのこと一夫多妻やその逆だって認めたっていいと思うし、「友達5、6人で結婚」だって許されていいだろう。つまり、「結婚」とは何なのだ、ということなんだけどね。結婚という形態に拘泥するのなら、同性婚は認めるべきではないと思う。認めた途端、結婚という制度自体の矛盾が露呈する。同性者の権利を言うならむしろ、結婚していることで得られる権利をこそ問題にすべきだ、と高齢独身者は思うわけです。「一人婚」も認めろ、という運動がどこかで起きないかな。