1月歌舞伎座昼の部

歌舞伎座昼の部。勘九郎『高杯』は意外とあっさりした舞踊であった。眼目の『九段目』玉三郎の二度目の戸無瀬、入れ事を極力排していた。「また叱られたわいなあ」などは、あった方がいいと思うのだが。團十郎の初役本蔵はいるだけで立派。