2012-03-11から1日間の記事一覧

三月平成中村座 勘九郎襲名 夜の部

今回も二階席で観劇。 『吃又』初めて観る仁左衛門の又平。 六代目が作り上げたという、悩める芸術家としての又平ではなく、近代以前の又平像。端的に言えば、深い心理はないが、自分の感情には率直な、人形浄瑠璃の持つ素朴さが伺えた。仁左衛門の又平の嘆…