『エド・ウッド』
ティム・バートン、ジョニー・デップのお馴染みコンビによる作品。
史上最低の監督と讃えられた(?)、エド・ウッドの伝記ということだったので、もっと奇天烈なストーリーになっているのかと思ったのだが、案外まともな映画であった。
エド・ウッド自身の話より、むしろエドと晩年のベラ・ルゴシとの友情を描いた映画と言った方が良い。
ベラ・ルゴシ役のマーチン・ランドーが見事。これでアカデミーの助演男優賞をとったそうで、感涙。こういう配役をするバートン監督が心憎い。液体アレルギーの女が、娘のジュリエット・ランドーだったとは、後でネットで知った。(そういえば、ランドーの奥さんにそっくりだ。名前何と言ったっけ?)
この映画を観る限り、エド・ウッドは、才能はなく、若干(?)変態趣味はあったものの、大変良い人だったんだなあ。
リサ・マリー演じるヴァンパイラが個人的には好きだ。(コミックのヴァンピレラとは関係あるのかな?)
エド・ウッドが憧れていたというオーソン・ウェルズを登場させ、映画作りに対するティム・バートンの考えをさりげなく表明しているのが、この映画のミソかもしれない。
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