連休帰省・四日目

実家にもう一泊。
昼前に近所の図書館へ。持参の雅楽シリーズの続きを読む。
ふと思い立ち、星新一の本がないか探してみると、一冊だけあった。

気まぐれスターダスト (ふしぎ文学館)

例の伝記で紹介していた、星新一が初めて書いた習作、『狐のためいき』が収録されていたので、読んでみる。なるほど、当時の作者の心境が表れているようで、興味深い。
昼になったので、近くの喫茶店で食事。
食事後、公営プールへ。雨が降っており、タクシーを使う。降りて入ろうとすると、何と休館日であった。連休中に休みを取るとは、やる気があるのか。さすが田舎のお役所仕事。
雨は全く止みそうになく、今度はバスで駅前まで行く。新しくできたらしい、スーパーに入る。ちょっとした休憩スペースがあり、そこでコーヒーを飲みながら、再び雅楽シリーズを読む。
30分100円のインターネット・サービスもあったので、そこから航空会社へアクセスし、明日の帰京のチケットを予約。
ついでに、さっきの公営プールのサイトで運営カレンダーを確認してみると、祝日は開館しているのだが、その分、後の平日を必ず休みにしている。今日の休館は、どうやら30日の祝日の振替のようだ。びっくりしたのは、連休明けの７日から10日までを連続で休館日にしていること。都内の区営プールに通っている身としては、こういう貧困な行政サービスのところには、やはり住みたくないと思ってしまった。
そのスーパーで、会社への土産や珍味などを買い、隣の薬局で傘を買って、歩いて帰る。
夕食後はずっと読書。

團十郎切腹事件―中村雅楽探偵全集〈1〉 (創元推理文庫)

就寝前に読了。早く次が読みたい。