グーグルアース

先日、パソコン雑誌の紹介を読んで、グーグルアースをインストール。
これが非常に面白い。
最初の画面は、衛星写真で構成された地球。アメリカ大陸が段々大きくなってくる。クリックすると更に拡大され、それにつれ、衛星写真もどんどん入れ替わり、大陸が一気に街の上空写真にまでズームアップする。写真の入れ替えがスムーズで違和感なく、よく映画で観るような、俯瞰からの一気のズームショット(またはその逆)が、パソコン上で実現してしまう。
カーソルで、地球儀のように自在に回せる感覚も楽しい。
もちろん、日本もある。たぶん、使った人は誰もがやっているだろうが、まず、自分の家を探した。かなり鮮明に写されており、ランドマークとなる近所の公園から、大体の位置は判明した。
その後、来月行く予定のワシントンの周辺を覗く。(このソフトは、「探す」というより「覗く」という感覚の方が近い。)ニューヨークやボストンなどは、画面上に表記されているのだが、何故かワシントン周辺は何も表記がない。拡大するとホワイトハウスもはっきりわかるのだが、やはり表記はない。インドかどこかの国が、このグーグルアースは軍事上の秘密がわかるといって懸念を表明していたそうだが、ワシントンの無表記も、その辺の理由があってのことかもしれない。
更にこのソフトが面白いのは、上空からの俯瞰ショットだけでなく、角度を変えて水平方向からの映像も観られること。山脈などが立体化されて見えるのである。凄い。もっとも普通の街などはそこまでいかず、単に地図を水平に見るだけだが、それでもかなりのインパクトがある。
富士山をぐるりと一周して眺めるだけでも楽しい。
日本やアメリカだけでなく、世界中を飛行機で飛び回っている気分。
気がつけば、随分時間が経っていた。