「Ziegfeld Follies」 

kenboutei2004-11-30

この前、「ザッツ・エンタテイメント」でフレッド・アステアジーン・ケリーの共演シーンを観て、その映画は是非観たいと書いたが(*)・・・、
実は持ってました。
7年前仕事でアメリカにいた時買ったのをすっかり忘れていた。ビデオを入手しようとアマゾンなどで検索した時、パッケージの写真を見て思い出した。何ということだ。忘れていたのもひどいが、買っただけでその後一度も観ていないのにも呆れる。しかもテレビのすぐ下にずーっと置いてあったのだ。実はそんなビデオ、まだまだ沢山ある。まあ、最近もやたらにDVD(それもボックス)をネットで買っているので、同じようなものなのだが。いや、ビデオだけではないぞ。本だって。そういえば中学生の時に買ったあの本は・・・。もうやめよう。
Ziegfeld Follies、アメリカで買ったのだからもちろん字幕はないが、死んだブロードウェイの大興行師のジークフェルドが天国で昔を懐かしみ、自分の使った役者たちの舞台を思い描くという形でのミュージカルとコメディのレビューなので、眺めているだけで楽しい。ジークフェルドの追悼映画でもある。
フレッド・アステアジーン・ケリーの共演は、ほんの一幕だけで、ザッツ・エンタテイメントで紹介されていたシーンがもう少し長く観られた程度だったので、やや期待外れだったが、それでもわくわくするダンスの競演で、これだけでも持っている価値がある。忘れていて言うのも何だが、買って正解。
他には「水中の女王」エスター・ウイリアムスが美しい。また、終盤にジュディ・ガーランドが出てくるのだが、白いドレスが身体の線にぴったりで、裸体そのものより裸体を意識させ、セクシーを越えて猥褻ですらあった。はっきりいって、乳首くっきりなのだ。こんなにエロチックなジュディ・ガーランドを観たことがない。本人がよく上映を許可したものだ。監督が旦那のビンセント・ミネリなので、こうなったのかな。いずれにせよ、やはり買って正解だった。(くどい)
ジークフェルドについては、「巨星ジークフェルド」という伝記映画もあるので、いずれそれも観ることにしよう。(これは、間違いなく、持っていない。)

Ziegfeld Follies
Ziegfeld Follies
posted with amazlet at 04.12.06
Warner Studios (1995/02/24)