帰省の成果

年末年始は、2年振りに帰省。妹夫婦の家で一泊、実家で2泊。
実家では、テレビも殆ど観ず、ほぼ終日読書。外出は昼食の喫茶店と、銭湯のみ。喫茶店でもほとんど読書。(さすがに銭湯では無理。)行きと帰りの旅程も読書。乗り換えの待ち時間も読書、帰りの羽田空港の2階のラウンジ(新しくなっていた)でも食事しながら読書。
その結果、用意していた2冊は、ようやく読み終えた。(相変わらず、遅読だ。)

千本桜―花のない神話

千本桜―花のない神話

娘道成寺

娘道成寺

特に、『娘道成寺』の方は、読み応えがあった。これは、近著『江戸演劇史』に繋がる作品であった。初代富十郎の重要性を改めて認識。廃絶となった『百千鳥娘道成寺』がどういうものであったかも夢想する。
・・・帰省は、その旅の途中の飛行機や汽車の方が楽しいなあ。