iPod touchのシステム手帳化

touchを購入して1年近く経過。全く飽きないガジェットだが、iOS4にバージョンアップしてからは、さらに使いやすくなった。
いろいろアプリを試しているうちに、スケジュール管理関係のアプリも充実してきていることがわかり、思い切って、長年愛用してきたミニ5穴システム手帳の代替として、使うこととした。
もともとiPodは音楽や映像を楽しむつもりで、実際そのように使っていたのだが、touchの場合は、朝にタダで産經新聞をダウンロードし、通勤時や仕事の合間に読み、その他にも電子辞書や青空文庫を読むようになり、ヒマな時はゲームで遊び、もうほとんど一日中持っているような状態になっている。
仕事で使うわけではないものの、勤務中も常に胸ポケットに手帳と一緒に入れているので、いっそのこと、iPodの方に手帳アプリを入れればいいのではと、ふと思ったのである。(ミニ5穴システム手帳とiPod touchは、ほぼ同じサイズであることも、動機の一つ。)
EvernoteDropBoxなどの使い方もようやくわかり、自宅のパソコンと連携させれば、かなり応用範囲が広がるツールにもなる。また、GoogleドキュメントやGoogleカレンダーと同期させることで、touchが壊れたり紛失した時も、とりあえず何とかなりそうだ。
というわけで、二週間程前から、色々と必要なアプリをダウンロードし、そのアプリに手帳の書き込みを移す作業に勤しみ、数日間の手帳との併用期間を経て、8月1日から、本格運用開始。(といいつつ、まだ手帳に書き置いていた、過去の記録などをせっせと入れ込む作業は続けている。おかげで、最初は忌避していたtouchでのフリック入力にも、だいぶ慣れてきた。)
会議中などにtouchをハダカで取り出して、スケジュールチェックしたりするのは、何となく恥ずかしいので、これまでの手帳と同じようなカバーも購入。

TUNEWALLET for iPod touch グリーン

TUNEWALLET for iPod touch グリーン

名刺やメモ用紙が(数枚程度だが)収納できるようにもなっていて、これに無理矢理ミニペンシルも差し込むと、かなり窮屈な手帳となるが、それでもこれまで使っていた手帳よりサイズ的にはコンパクト(厚みは大体同じ)。ちょっと不安なのは、付属の緑色のゴムバンドが、既に少し伸びてへたってきたこと。(名刺やメモ用紙を詰め込みすぎて、設計以上に分厚くしてしまったせいだが。)切れたら太い輪ゴムで代用するしかないかな。
アプリでは、最初、有料版のAwesome Note(450円)に全ての情報をインプットしていたのだが、カレンダー機能についてはまだ弱く(日本の祝日に対応していなかった。)、無料のCCalも利用。表計算ソフトも新たにダウンロード。Googleドキュメントなどと連動し、これまでの手帳以上に、色々な情報を取り込めそうだ。(これがクラウド・コンピューティングということか。まあ、一人で自己満足しているだけなので、それほど大仰なことではないが)
こうして、touch中毒の毎日は、続いていくのである。