大阪新発見

kenboutei2008-12-02

月、火と大阪に出張。新しく入った会社の支店が難波にあり、そこを訪問。
午前中で仕事は終わり、午後は、難波周辺を散策。
いろいろ歩いているうちに、黒門市場を見つけ、そこから日本橋国立文楽劇場に辿り着く。
時々文楽の遠征に来ていた時は、地下鉄でなんば駅から乗り換えて日本橋に向かっていたが、乗り換えなくても、なんば駅で降りて歩いて行ける距離であった。
更にそこから、道頓堀にも行きつき、大阪松竹座も発見。
難波、日本橋、道頓堀がひと続きになっていたとは知らなかった。(東京でいえば、新橋・銀座・京橋エリア程度の広さかな。それより狭いかも。)
大阪松竹座のすぐ近く、ツタヤの横に、ひっそりと竹本座の跡地を示す小さな石標があった。
帰りに、偶然見つけた、上方浮世絵館に入り、上方の役者絵を鑑賞。五粽亭広貞の中判絵を中心とした展示であったが、保存状態が大変良く、結構楽しめた。上方浮世絵での役者は、やや下ぶくれでぽってりとした感じで、まだ自分には各役者を識別できないのだが、江戸から来ていた、七代目團十郎の顔は、上方でもほぼ同じ描き方だったので、すぐにわかった。
売店で、北州描く七代目仁左衛門の役者絵の復刻版を購入。
夕刻に切り上げ、新幹線で帰京。
あらためて、ゆっくり尋ねてみたくなった。(また出張ないかな。)