演博・三代目三津五郎展

kenboutei2008-11-29

快晴。サイクリング日和。
早稲田の演劇博物館へ。『三代目坂東三津五郎展』
本人が実際に身につけていたと伝えられる衣装など、貴重な展示があって、とても楽しめた。さりげなく、南北直筆の台帳というのもあって、驚いた。
三津五郎関係の役者絵が多く見られたのもうれしい。特に、ライバル三代目歌右衛門との、『双蝶々』(豊国画)が、色の保存もよく、しばらく見とれる。

また、今回の展示で、三代目の最後の弟子筋にあたる、二代目坂東三津江の存在の大きさがわかり、興味を持った。彼女が晩年、七代目三津五郎に、三代目の踊った道成寺を伝えたという。それが、所謂「永木の道成寺」。(来月の歌舞伎座三津五郎が踊る「道成寺」が、それなのかはよくわからないが、とにかく楽しみ。)
後期の展示も、できれば行きたい。
 
昼はキャンパス内の学食、その後、開園していた大隈公園を散策。
帰りは、音羽通り→春日通りと自転車を走らす。帰宅までたっぷり1時間以上かかり、後で地図で確かめると、大きく迂回した遠回りであった。(道理で疲れた。)
夕方プール。