ワシントン旅行記(2)北斎とナショナルズ

kenboutei2006-05-05

午前6時起床。
ホテル備え付きのコーヒーメーカーでコーヒーを作る。このコーヒーメーカ−がいかにもアメリカ的。
支度をして、午前7時30分には出発。朝食は近くのコーヒーショップで西瓜のサラダ。
途中ホワイトハウスの写真を撮ったりしながら(多分屋上から警備に狙われていた)、今度は迷わずにスミソニアンへ。

モールの看板には朝8時30分からとあったのだが、サックラー美術館は10時スタート。他の美術館も同じのようだ。しょうがないので周囲をうろうろ。歩きながら、ホットドックを食べる。




フォードシアターや映画館の場所を確認しながら、10時前に再びサックラー美術館の前へ。すでに何人かは待っていたが、それほどの数ではない。時間がきて、4番目くらいに入場。

たっぷり2時間以上いる。進路に従い、一旦出た後も戻って観る。
他の展示は素通りしたが、「江戸の美術」を展示しているところで、広重らの肉筆画を観る。中国の書画も覗く。ピーコック館も入る。
ギフトショップに寄り、ようやく午後3時頃に退官。さすがに足が棒のようだ。
DVDショップでも行こうかと、デュポン・サークルへ。ベンチでゲイも発見。

記憶にあるところに、DVDショップはなく、これは記憶にあった、本屋に入る。が、目ぼしいものはない。
そのまま歩いて、ケネディ・センター行きのシャトル・バスがある、フォギー・ボトムまで。バスはすぐ見つかり、ケネディー・センターへ。
ギフトショップを覗き、しばし休憩。明日、何を観ようかとしばし思案。最初はビックバンド(?)にしようかと思ったが、やはりオペラを選択。
昔は、「コンプリートリー・フル」と言われたが、今回はあった。1階席で、170ドル。カードで払うと、ここの住人かと聞かれる。ノーと答えると、以前ここにいたか、と再度質問。大分前に、と答えて了解してもらう。そのせいか、サインは求められなかった。
明日オペラへ行くとなったので、ギフトショップでネクタイと同じ演目のDVDを購入。

予定外の出費だが、仕方がない。だんだん金の使い方が研修時代に戻ってきた。
あのAFIはなくなっていた。どこへ行ったんだろうか。

午後6時過ぎ、メトロで、ワシントン・ナショナルズの本拠地のRFKスタジオへ。割合簡単に行けた。
切符を買うのに少し手間取ったが、50ドルの一塁側一階ボックス席をゲット。
レモネードとホットドックを手に、一階裏のナショナルズの攻撃から観戦。相手はパイレーツ。いきなりホームランを含めた3点を先制したが、その後は単調な試合で、時々居眠り。かなりフィールドと近い席で、いつファウルが来るかわからないスリルと迫力もあったが、試合自体は盛り上がらなかった。観客は2万程度で、空席が非常に目立つものの、観客の応援は熱心なので、寂しさは感じられなかった。途中でビールを買う。6対0でナショナルズ快勝。翌日の新聞によると、今季ホームゲーム初勝利とのこと。ナショナルズもパイレーツも下位に低迷しており、カードとしての魅力はないのだろう、地元以外の応援者はたぶん殆どいないとみた。日本人も見かけず。(ワシントン全体、日本人観光客が少なかった。)


午後10時頃終了し、メトロで帰る。昨日に引き続き、近所のCVSで買い物した後、ホテルへ。
方向感覚はようやく取り戻したようだ。
明日の予習として、さっき買ったオペラのDVDをパソコンで観るが、途中でうとうとしてきたので、やめて寝る。