BPPV

良性発作性頭位目眩症(BPPV=benign paroxysmal positional vertigoというそうだが、どう発音するのかわからん。)発症二日目。
朝起きた時は、昨日に比べて軽い感じではあったが、やはり目眩は起こる。日中も、ちょっとした頭の動きで、世界が揺れる。何となく身体全体の動きがぎこちなくなり、何より目が疲れてくるのは、何度も目玉がぐるぐる回っているからだろう。
徒歩での帰宅時が、結構疲れた。歩きながら、ちょっと下を見るために頭を傾げると、途端に目眩が発生し、地面が揺れ、足がよろける。酔っぱらいの千鳥足だ。まあ、発症前もこんな感じだったがな。
BPPVの治療法(エプレイ法)の載ったHP()。要は頭を色々と動かして、耳石を元の位置に戻すという、メチャクチャ原始的手法(迷路の中のボールを所定の穴に入れるポケットゲームの人間版といったところ。)だが、昨日会社の診療所で同じようなことをされ、この病気を確認していた。(横になってから頭を上げ、右に向けられると、思いっきり目がグルグル回って驚いたが、医者は、「そうだろう、そうだろう」と、何だか嬉しそうに納得していた。)
このHP、まじめに解説しているようだが、どこか間抜けな感じがして面白い。
BPPVの原因として、

  • ガスコンロの火加減を見るのに、左下にしてみる習慣
  • 食器棚の高さがひくくて左したにしてのぞき込んで食器のだしいれをしていた
  • 冷蔵庫のとびらが左開きで中身をだすときに左下でする習慣

と急に具体的事例を挙げているが、こんなのに当てはまる人がいるのだろうか。
そして、エプレイ法を受けた後の注意点としては、
「言われた日に再診する」
ことだそうだ。
深刻に悩むのが馬鹿らしくなるな。